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CHD312最速レビュー? ただし検証環境はMac + OBS

9月に突如サウンドハウスから発表されたキャプチャデバイスのCHD312が注文して数週間経ってようやく届きましたので、さっそくレビューしたいと思います。

ただし、筆者の都合上で検証環境はMac + OBSです。Windowsでもおそらくそんなに変わらないとは思いますけど・・・ あと、これ使ってSwitchやPS4とかレトロゲーム機とかでゲーム配信する上で使えるかどうか?くらいの簡単なレビューですので、遅延がコンマ何秒なのかとか、4K60FPS取り込んでどれくらい使い物になるのか、などといったガチ系のレビューを期待している方はごめんなさい。

使用しているMacは

【Mac】iMac 5K 2020
【OS】MacOS 10.15 Catalina
【CPU】Intel Core i7 10700K(3.8GHz / 8コア16スレッド)
【メモリ】DDR4 2,666MHz 128GB
【GPU】Radeon Pro 5700XT 16GB VRAM
【ストレージ】SSD 500GB(NVMe)

です。今回はレトロフリークのゲーム画面をHDMIで取り込んでいるので、720pでの検証です。1080pなどは後日検証するかも。いずれPlayStation5が届いたら4Kも検証してみましょう。

2021年6月2日追記
1080pの取り込みでも問題なく稼働しています。4Kはまだ未検証。

XBox Series X(1920 x 1080)を2時間以上取り込み続けても安定しています。

追記)
どうやらPCのCPUがAMD社のRyzen系だとあまり相性がよくなく、動作が不安定という報告がTwitterにあがっているようです。私は幸いにしてIntelでして、こちらの場合は安定しているようです。Ryzen環境も一応あるので検証できるけど、どうしよっかな・・・(ということで個人的にはCPUはIntelの方が好きです)

2021年6月2日、6月20日追記

この記事ので検証はIntel Macを使用しましたが、Mac mini Apple M1チップでもこのキャプチャボード CHD312がOBS上で認識して、問題なく動作することを確認しました。M1チップを使っているMacBook Pro、MacBook Air、iMacでもおそらく動作すると思われます。

Macで配信をするということ(その3 / Apple M1編)その1、その2にてIntel Macにてのゲーム配信に関する記事を書きいた。そしてようやくMac mini M1機でのゲーム配信のテストを行ったので、こちらの結果をその1に近い形で記事にしていきたいと思う。...

Mac + OBS で最適なキャプチャデバイスを探していた

普段のゲーム配信の90%はWindows上でなくMacを使って配信しています。ということで、配信ソフトは必然的にOBSになるのですが、ちょっとした悩みを抱えていました。Elgato社のHD60 Sというそこそこお値段のはるキャプチャデバイスを使用していたのですが、どうもMacとはそれほど相性が良くなく、OBSに直接取り込むにはOBS Linkというソフトを経由する必要があります(USB Video Classという規格に対応していない)。おそらくそのせいだと思うのですが以下の点に悩まされていました。

  • OBS上の表示の遅延がけっこうきつい
  • 1時間30分くらい使い続けると動作が不安定になる(一度OBS Linkで再接続すると直るが、またしばらくすると不安定になる)
  • OBS Linkを絡めること自体が面倒。OBSアプリ上で映像キャプチャデバイスとしてそのまま認識してくれれば何の文句もないのだが
OBS Linkをかましているからというのもあるだろうが、遅延がかなりある。HD60 S自体はそこそこ低遅延で有名なので、特殊な環境によるもの(Mac + OBS)と思われる。Elgato謹製のGAME CAPTUREというアプリをインストールして、OBSでその画面を取り込むようにすれば遅延は少ないのですが、それはもうクソクソ面倒なんですよね。

HD60 Sの一つ上にHD60 S+というのがあります。こちらはUSB Video Classに対応しているようで、OBSから直接扱えるようです。これなら上記のような問題もなさそうで、買うならこちらがいいかもしれません。ただ、お値段が2万5000円弱とそれなりの価格になります。

ということで、何か良いデバイスが出れば買い換えてやろうと思っていたのです。そんな私ですが、最近はサウンドハウスさんで色々と買い物することが多くて、溜まっていたポイントの消化のために適当に商品を漁っていたら、まさに私にナイスなタイミングで新製品としてキャプチャデバイスを3種類もぶっ込んできたのです。

サウンドハウスさんのウェブサイトから。「CLASSIC PRO」はサウンドハウスさんのプライベートブランド。高品質低価格がウリ。私が買ったときはポイント10%付いてなかったぜ・・・

ということで、一番上の安価なCHD201と一番下のCHD312をサクッと購入してみた次第です。CHD201についてはすでにいろんな方がレビューされているので、私の方ではレビューは割愛しますが、この価格にしてはすごくお得な商品かと思います。ただし、HDMIパススルーが付いてないので、シビアなタイミングが要求されるゲームなどはちょっと厳しいと思います。

CHD312については実際の発売が遅れていたようで、これを書いている今現在(10月21日23時44分)もレビューがまったく存在しないようですので、もしかすると私が第一号のレビューアーとなるかもしれません。

さくっと開封してみた

サイズはこんな感じ。付属USBケーブルはかなり短い。安定稼働のためには短い方がいいのは確かだが。あと、キャプチャデバイス本体側、PC側共にUSB-Aポート。MacBook系とかで使うのなら変換アダプタかます必要がありますね。
これまで使っていたHD60 Sとの比較。一回り小さいか。
厚みはCHD312の方が少し厚いようにも思えるが、HD60 Sの丸みによる錯覚があるかも。実際はそれほど変わらない気がする。

いざ実践

ということで、MacのOBSで認識するかどうか?です。認識しなければ買った意味がほとんどないわけで、ちょっとどきどきですね。「ソース」から「映像キャプチャデバイス」を選択します。

「TC-UB60Pro Video」というのがどうやらCHD312のようです。海外メーカー品のOEMなんでしょう。ググるといくつかの情報が出てきますが、国内で取り扱っているものは今のところCHD312だけだと思います。サウンドも音声入力キャプチャから「TC-UB60Pro Digital Audio」「TC-UB60Pro Analog Audio」として別々に取り込めます。デジタルはHDMIの音声で、アナログはHDMI入力の横にあるステレオ入力端子のですね。OBS絡めればサウンドミキサー的な使い方もできそうです。

無事認識して一安心です。Macですから認識しないとかけっこうあるんですよね。一応、サウンドハウスさんの商品説明ページにはMac対応とうたっていましたし、それほど心配はしていませんでしたが。

ということで、あとはMac + OBS上での遅延がどんな感じかのチェックです。

このサイトの上の方にあるHD60 Sの検証動画と比べると明らかに遅延が少ない。これなら風来のシレンくらいならOBS上で遊べちゃうので、いちいち別モニタにHDMIパススルーを使って出力しなくてもいいくらい。今回のソースは720pでしたので、1080pとか4Kとかでも検証の余地はあるかと思いますが。

うーん、控えめに言ってもこれ「最高」ですね。Macユーザの方でゲーム配信をする方にはかなりオススメかと思います。一応、1時間くらい付けっぱなしにしていますが、キャプチャ映像が乱れるようなこともありません。筐体の発熱も触った感じだとたいしたことなく、長時間配信でも問題なさそうな気もします。この辺は今後のゲーム配信とかで実際に利用しながらさらに検証していきたいと思います。

本当はWindows上での検証を期待している方が多い気もしますので、サイトのアクセスやTwitterなどでの反応も見つつ、要望がありそうだったらWindows上でも検証してみます。まぁ、Macで安定してるならWindowsなら間違いなくド安定でしょうけどね。OBS上でPlayStation5のスパイダーマンとかやってみるか!?