ファミコン編、スーパーファミコン編、プレイステーション1編、プレイステーション2編、ニンテンドーDS、セガサターン編、3DOに続いて、第8弾はドリームキャストです。2021年頃からチマチマと買い集めていますが、ほしいと思うソフトがあまり多くないです。
2021〜22年で買い集めたDreamcastソフト一覧
北へ。~White Illumination~ | ハドソン | 1999/03/18 |
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WEB MYSTERY ~予知夢ヲ見ル猫~ | メビウス | 1999/04/22 |
電波少年的懸賞生活ソフト なすびの部屋 | ハドソン | 1999/07/22 |
サンライズ英雄譚 | サンライズ | 1999/12/02 |
シェンムー 一章 横須賀[限定版] | セガ | 1999/12/29 |
探偵紳士DASH!(初回限定版) | アーベル | 2000/04/21 |
探偵紳士DASH! | アーベル | 2000/04/21 |
メモリーズオフ コンプリート | キッド | 2000/06/29 |
グランディアII | セガ | 2000/08/03 |
Prismaticallization | アークシステムワークス | 2000/08/24 |
es | セガ | 2001/04/05 |
バウンティハンターサラ ホーリーマウンテンの帝王 | カプコン | 2001/05/24 |
不思議のダンジョン 風来のシレン 女剣士アスカ見参! | セガ | 2002/02/07 |
ルームメイト・麻美-おくさまは女子高生-Director’s Edition | データム・ポリスター | 2002/11/21 |
たいしてほしいソフトがないんですよね。サターンではたくさんリリースされていた大好物のテキストアドベンチャーゲームもドリームキャストではガッツリ減ってしまいました。実写系のゲームもこれといってほしいのはなく、あえてかったのは「es」と「WEB MYSTERY」くらいですね。PS2とマルチで出しているタイトルはどうしてもPS2のを買ってしまいます。
買ったゲームの中にテキストアドベンチャーゲームの「探偵紳士DASH!」があるんですが、これは有名なゲームデザイナー&シナリオライターの故・菅野ひろゆきさんの作品です。私は彼が手がけた「EVEシリーズ」などが大好きでしたが、やはり彼の最大の功績は「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」なんでしょう(自分は途中までプレイして断念。なんか刺さらんかった)。
で、ドリームキャストの「探偵紳士DASH!」なんですが、なぜか未開封商品が未だに世に溢れていて、なんとなくけっこうな数を買い集めてしまいました。
悩ましいドリームキャスト実機本体が抱える問題
ドリームキャスト実機は今も手頃な値段で買えるのでありがたいところです。
ただ、個人的にドリキャス実機に関しては2つの悩みがあります。
- 光学ドライブの動作音が爆音レベルでうるさすぎる
- VGA対応ソフトと非対応ソフトの2つが存在するめんどくささ
とくに実機を使って配信する際には、この両方の問題がボディーブローのように効いてきます。ただ、ともに解決の道筋はあります。
光学ドライブの動作音についてはドライブを取っ払いGDEMUを導入することで解決が可能ではあります。ソフトを吸い出してSDカードにデータをぶち込み、SDカードを組み込んだGDEMUに接続してプレイすることが可能です。
VGAの件については、VGA非対応ソフトだと恐ろしく画面が汚くて遊ぶ気がそがれます。VGA対応ソフトであれば、HDMIにコンバートする機器が存在していて、それなりにキレイな画面で遊ぶことが可能です。
そんなおり、2022年末にDCDigital HW2が発売されました。取り付けには難度の高いハンダ付け作業が必要となりますが、これを組み込めばVGA非対応ソフトも綺麗な画面で遊ぶことができます。200ドルと送料で3万円以上しますが、これを組み込めばVGA非対応であれ、綺麗な画面で遅延なくプレイすることが可能です。
(2024年2月追記)
DCDigital HW2を取り付けて、配信でも使用しました。VGA対応ソフトで、かつ動画パートは元々の画質が汚いので参考になりにくいゲームとは思いますが、それでもかなり画質がキレイなのが分かるかと思いますので、参考にしてください。
ということで、ドリームキャストでプレイしたゲームをレビューしたいと思います。
es
VGA非対応ソフトなのでS端子出力でプレイしたと思いますが、やはりこの手のゲームは高画質で楽しみたいと思いました。ストーリーはちょっと電波チック?なところがありますが、わりと引き込まれていく感じかと思います。動画をふんだんに使っていて、かつセットなどテレビのドラマなどと比べても差を感じさせることがなく、撮影に関しては相当のコスト(費用や時間)をかけたと思われます。映画やテレビとメディアミックス展開したわけでもなく、単にドリームキャストのソフトとして作られたようです。当時の発表記者会見の記事がまだ残っていますが、テレビ朝日や電通も巻き込んでかなり大がかりな作品だったようです。そのわりには一般的に認知度が広まらなかったのは、やはりドリームキャストという商業的には失敗したハードで出したことでしょうか。プレイステーション2で出ていれば、まだ違った展開になっていた可能性もあります。
ゲームシステムは至極単純で、静止画の気になるところをクリックしていくだけです。正解すると動画が始まり物語が進行していきます。ストーリーは私好みではないので、めちゃくちゃ面白かったとは言い切れませんが、最後の大どんでん返しまで含めてしっかり作られているとは思いました。
クリア後におまけ要素でメイキング映像をみることができるのですが、これもなかなかに良い味を出していて、見るとほっこりすることができます。埋め込みできなかったのでリンクだけ張っておきます。
次回はPCエンジン編です。