ゲーム

おっさんとPUBG #3

ちょっと間が開いたが、わいとPUBGについてつらつらと書いていくシリーズの第3弾。前回までの記事は↓

おっさんとPUBG #2PUBGで遊びたいが、ゲーミングPCみたいなダサくてごっつい筐体を部屋には置きたくないというジレンマがありました。そんな悩みを解決するために、無理矢理の手段を考えて実行に移しました。...

「ハゲカップ」に出るのが夢だった

永井兄弟リスナーのPUBG戦士が集うカスタムマッチ「HAGE CAP」(ハゲカップ、と呼びます。本来は CUP[杯]が正しいのだろうが、なぜかルーム名が常に CAP[帽子]と記載されていたので、正式名はCAPだと思われる)。

永井博之氏のPUBGプレイ(「バラエティ班」と称される笑いをとるプレイ)は目を見張るものがあります。そんなプレイに魅せられた人たちが数多く集まってハゲカップは日々粛々と開催されていました。

「ワイもいつかはハゲカップにでたい! しかし、さすがにこの下手さで出るのはまずかろう・・・」、という気持ちがあり、最初の頃は出るのを躊躇っていました。なんせ、仲間に迷惑をかけたくないという理由だけで、ずっとソロばかりやっていたので、仲間を回復する方法すら知らなかったし。

しかし、2017年11月末頃、ハゲカップ(ソロ)に意を決して参加してみました。初めて1か月くらい、プレイ時間100時間未満でした。初参加のときはちょっと手が震えたのを覚えています。当然、キルなんかもできないし、結果も常に下から数えた方が早い順位でした。だが、永井博之氏や彼の配信で良く出てくるめちゃくちゃ上手い方々と同じフィールドでプレイできたことだけでも感激でした。

その後は数週間に1度のペースで突発的に開催されるハゲカップを逃すまいと、なるべく彼の配信はリアルタイムで見ようと心がけていました。DUOやSQUADの時は参加せずにおとなしく配信を見るようにしていました(何度か間違えて参加してしまったが、幸いにも優しい方に囲まれて助かった)。

そしていきなりその事件は起きた

年が明けた2018年の正月、永井リスナーの一部の方が彼が住む愛媛県某市に集結し、その流れでハゲカップが開催されました。私も「待ってました!」と言わんばかりにそのカスタムマッチに参加しました。

な、なんと今までキルすらできなかったのが、この日は調子よくていきなり2キルもしたではないですか。いやはや、気分がいい。最後は回復を持ってなかったのでガス死したんですが、

悲しさ
(おっさん)

何度か参加していればこういうこともあるんだな。PUBGってゲームはほんと良いゲームだなー!!!

なんていい気持ちに浸りつつ、ハゲカップの配信画面を表示させると、なんと私がガス死した瞬間が映し出されていました。

悲しさ
(おっさん)

え? なんでワイが取り上げられてるん???

配信のラグ(おそらく10秒程度あった)のせいで、その瞬間を見ることができたのでしょう。しかし、なぜ私が映っていたのか? そして何か様子がおかしい。コメント欄には「kanashisa」という私のハンドルネームで溢れかえっていて、かつ、こんな単語も飛び交っていました。

チーターがいるらしい

怪しい

kanashisaを調査しろ

悲しさ
(おっさん)

は? ワイがチーター? なんで?

とにかくまったく意味が分からなかったです。が、自分がチーターとして疑われているということだけはコメント欄を見るとあきらかでした。なんでだろう?

その後もコメント欄をしばらく見ていると、どうやら自分がキルした人の一人が自分をチーターだと言っているようでした。天地神明に誓ってチート行為なんかしてないのでまったく動揺することもなくノーダメージなわけなんですが、このままチーターと認定されてしまうさすがに困るので、コメント欄で反論でもしようかな・・・、なんて思っていたところ、配信側にいた人が「この人はチーターではありません」と断言してくれたので、まいっかと思い、鞘から出かけていた鉾を収めることにしました。

そもそもなんでチーターと疑われたのか?

どうやら私をチーター認定している人は「殺られ方」が怪しいと思ったらしいのです。どれどれ…と言う気持ちで、当時実装されたばかりのリプレイ機能でその人をキルした瞬間を見てみました。

超至近距離
4倍スコープ
ARフルオート

車を運転してる人を
ヘッショキル

していました。それはとてもすごいマグレ当たりでした。キルした瞬間は必死で気づかなかったけど、たしかにその瞬間にはミラクルが起きていました(でも、当時は敵との距離に応じてスコープを付け替えるなんて技量も余裕もなかったんです)。こんな殺られ方なら疑いたくなる気持ちも分からないでもない、という気持ちにもなりました。

とはいえ、自分が悪いことしてるわけでもないのでこちらから謝るのもおかしいし「この件は不問として終わることにしよう」ということで、自分の中で片付けることとしたのです(ちなみに後日、先方からお詫びの連絡も来た)。

災い転じて福と・・・?

5chのスレでもこの一件はけっこうな話題となりました。自分のハンドルネームが何度も5chに書かれるむず痒さも感じつつスレを眺めていると、その中にこんな書き込みがありました。

見つけたときは心の中で苦笑いしてましたが、なんとこれが後日になってわりとリアル味を帯びてきます。

この件のおかげでハゲカップの主要メンバーからスクワッドのお誘いを受けるようになったのです。それまで一緒に遊ぶ人もまったくいなくて、買って3か月くらいひたすらソロで遊んでいた身にとって、これは大変ありがたいことでした。

そして、このおかげでその後のハゲカップでスクワッドでの参加もできるようになり、初めて一緒になった方々も「あぁ、あの悲しささん!」みたいな感じで名前を覚えていてくれてた、みたいなこともありました。この件は私にとっては悪いことはほとんどなく、むしろ良いことしかなかったといっても過言ではないです。

とはいえ、今回の件はたまたま話がうまくいったというか、事が大きくならなかったのは偶然だったとも言えます。この件で私が学んだことと言えば

疑わしきは罰せず。とくに配信してるときや誰かの配信に映ってるときは、むやみに相手をチーターと決めつけたりするのは危険!

ということでしょう。

このシリーズはまだまだ続きます。

おっさんとPUBG #4またちょっと間が開いたが、わいとPUBGについてつらつらと書いていくシリーズの第4弾。...