前回(#1)は、永井博之さんの配信に触発され、勢いでPUBGを購入したものの、持ってるPCがMacBook Proだったので、負荷的な問題でまったく遊べなかった、というところまで書きました。
PUBGはやりたいがMacから離れたくないというジレンマ
ワイはMac派でした。いい歳したおっさんですから、かれこれ20年近くもMacを使っているのです。Windowsを使っていたのはWindows XPとかの頃に数年(Vaioがかっこよくて買った)、あとはゲームメーカー勤務時代の職場でくらいです。
Windowsパソコンってなんかごつくてスタイリッシュさが何一つないじゃないですか(酷い先入観)。なんか部屋に置きたくないんですよね。とくにゲーミングPCとしてメインとなるミドルタワーのパソコンは「とにかくダサくてかっこ悪い」という固定観念の固まりでありました。
(おっさん)
こんなのワイの部屋に置きたくねー
しかし、「お前の部屋に入る人なんて嫁くらいしかいないんだから、何を置いても別にいいだろうよ・・・。そもそも部屋はモノがあふれかえっていて汚いし・・・」という悪魔のささやきが聞こえていたは事実です。
スタイリッシュなケースを使って自作でPC組めばいいのだけれど、やっぱり面倒。う〜ん、と悩んだところで一つの結論を出しました。2017年9月30日のことです。
(おっさん)
ワイ、去年買うたばかりのMacBook Pro売っぱらってiMacに買い換える!!
ただし、iMacでPUBGできるかどうかは不透明
Macから離れたくないので、高性能のMacを買い、SSDの別パーティションにWindows10をインストールする、という作戦です。普段はMacを使い、PUBGで遊びたいときだけ、MacにインストールしたWindows10を起動する、ということで、一挙両得と狙うというこれは素晴らしいアイディアです。そして部屋はスタイリッシュさが保たれるのです(ただし、嫁以外は入ることのない、モノがあふれかえった汚い部屋)。
ただし、実は買う前に懸念点がありました。Apple社がGPU(グラフィックス プロセッシング ユニット、俗称:グラボ)生産・販売のトップをぶっちぎるNVIDIA社とケンカをしてしまい、AMD社製のGPU(Radeonシリーズ)を搭載しているものしかないのです。しかも、iMacのGPUはカスタムして最上位(Radeon Pro 580)のにしても、NVIDIA社製のミドルクラスレベル(GTX1060)の性能にすら届きません。
とはいっても毎日のように永井博之氏が楽しそうにPUBG配信する日が続き、とうとう我慢の糸が切れました。
ポチリッ。
さらに追加費用もありまうす。
追加メモリ(32GB) | 約3万円(当時は高かった・・・) |
ゲーミングキーボード | 約1万円 |
ゲーミングマウス | 約1万円 |
ゲーミングマウスパッド | 約5,000円 |
ゲーミングヘッドセット | 約8,000円 |
小計 | 約6万3,000円 |
(おっさん)
ぐぬぬ・・・
ワイ、PUBGがしたいだけなのに、36万円以上も金かけるんか・・・
しかも、これだけ金かけてもGPU性能がかなり弱いしなぁ・・・
届くiMac、そして歓喜するワイ
注文して4日後にMacは届きました。子どもがクリスマスプレゼントの箱を開けるが如く、iMacの箱を開けて、Macの設定なんかほとんどせずに、いきなりWindows 10をインストール! STEAMインストール! PUBGインストール! ゲーム起動!
デデーンーーー!!!
こ、これが、夢にまで見たあの憧れのPUBG・・・ とうとう遊ぶことができる・・・
ワイもヒロさん(永井博之氏)みたいにソロ丼カツ食べてぇ・・・
永井博之氏が初めてソロ丼カツを取ったのはワイがiMacをポチった12日前の2017年9月18日。彼のソロ丼カツを見て「もしかしてワイでもソロ丼食べられるのでは・・・?」という気持ちが高まり、iMac購入という暴挙にいたったのは否定できない。
もしかすると彼がソロ丼を取っていなかったら、今のワイはないかもしれない。というのは大げさかもしれないが、ちょっとしたことで他人の人生は変わったりする。おそらくこれは真理。
ちなみにそういうことを題材にしたゲームが存在する。チュンソフト(現・スパイク・チュンソフト)が1998年にセガサターン用として発売した「街 〜運命の交差点〜」というゲームである。
届いてからほぼ毎日のようにPUBGを遊びまくりました。たしかに難しいが、これは楽しい! 高い金だして買って良かった!と思いました。
しかし、遊んでいくうちに徐々に何か違うモヤモヤが心の中をうずまくようになってくるのです・・・
#3 へ続きます。